こんにちは！のんです！
今日は第二子出産後に経験したNICUの搬送についてのお話です。
先生からの宣告
産後1日目のお昼頃です。
朝方に帝王切開のためナースステーションの近くにある経過観察室から痛みに耐えながら帰ってきた病室に小児科医の先生がやってきたんです。
主治医ではなく見たことない先生だったのでなーんか嫌な予感がしたのを覚えています。
先生から「赤ちゃんの呼吸が早くて苦しそうなのでNICUのある大きな病院に搬送します」との一言。
それを聞いた私はパニックです。
37w4dという正期産の時期に産んでいるし
出生体重は3180gで3000g超えてたし
生まれた瞬間から産声あげてくれたし
まさか自分の子供がNICUに運ばれるなんて予想もしてなかった。
ドラマなどでNICUの存在は知ってはいましたが自分の子が行く未来なんて想像してドラマ観てませんし…
もうパニック。
とりあえず「息子に会いたいです」と産後1日で歩くこともままならない身体ですが咄嗟に出てきたわがままを先生に伝えました。
先生の優しさで車椅子を用意してくださりすぐに新生児室に。
素人目からしたら呼吸してるじゃん！これが早いの？今苦しんでるの？って感じでもう号泣。
早急に旦那に連絡して搬送先の病院に向かってもらうことに。
救急車が到着して保育器から保育器に移動するタイミングで初めての抱っこをさせてもらったんです。
抱っこしたら息子と目があって、がっつり私を見てくれて「頑張れー」と熱い思いを込めておきました。
もうそこからは何もすることができないし搬送先にいる旦那に任せるしかなくてもどかしい気持ちに。
前日の15時ごろに産んだのに
私は痛みに耐えるしかできなくて
翌日も会いに行けてなかったからだと
自分を責めました。
長女の時は、術後の安静時間も看護師さんが娘を隣に連れてきて添い寝させてくれたり、翌日も同じ部屋に連れてきてくれたのですぐに会ってたんです。
そのこともあって、息子に寂しい思いをさせた自分のせいだ。ママからの愛情がなくなったと思っちゃったんだ。と責めまくってました。
経過が分かるまでは「産後1日 NICU 搬送」「帝王切開 NICU」「帝王切開 呼吸 早い」などと検索の嵐。
そこで「新生児一過性多呼吸」という症状を知り「帝王切開 一過性多呼吸」などとずーーーっと調べてました。
そして数時間後、搬送先の旦那が先生から状況説明をしてもらい「新生児一過性多呼吸、気胸の可能性がある。他になにか病気が隠れてないかは血液検査などをするので今すぐにはわからない。一過性多呼吸や気胸なら命に別状はない。。。ただ、息をするのが苦しくて止めてしまう可能性もある」とのこと。
旦那も私も大号泣ですよ。
頑張れーしか言えないの。
頼む。息しててくれ。と願うしかないの。
そこから旦那は書類関係を全てやってくれて
数時間後息子の面会に行ってくれたんですが
透明の箱(保育器)に入っていて管だらけ。口から酸素のサポートをしている状態。
もうその状態を見ても泣けてくる。
ただ呼吸が搬送当時より落ち着いていたんです。
あ…本当にあの時は苦しかったんだ。と
新生児室で息子を見てくれていたスタッフさんに感謝でしかなかったです。私が見ていたら気付くことができなかったかもしれないと思うと、何人も新生児を見て違いのわかる方の元にいてくれてよかった。
ただ私は別の産院でたった1人。
昨日まではお腹の中でずーっと一緒にいたのにいきなりバラバラ。すんごく遠くに行ってしまって会うこともできない。
産後でホルモンバランスが乱れていたということもありネガティブ思考の沼にハマった入院生活が始まります。
ご飯も食べれない。
何もできないもどかしさ。。。
永遠に一過性多呼吸や気胸について調べてました。
そしてこの産院に帰ってくる可能性があるのか、どのぐらいで治るのかなど調べることは山ほどあって検索エンジンで調べて体験談を書いてる人がいないか探したり、XなどのSNSでも経験者がいないか探してました。
もう生きてる感じがしないの。
出産直前まではイヤイヤ期入った長女との生活で非常にバッタバタでやることたくさんあったのにそれもない。
こんなにも何もできないことがもどかしいなんて初めての経験でした。
しかし、シャワー浴が解禁されスッキリした産後3日目にとある助産師の教えにより考え方を変えることができたんです！
それは後日まとめますね。
そしてこの記事を読んだる方が気になるのは私の入院生活ではなくNICUに搬送された息子のことですよね！結局何日の入院だったのか、どういう流れで退院になったのか。私もそのことを知りたくて調べてました。
この記事の続きに書くとわかりづらいと思ったので、それも別の記事でまとめます！そちらをご覧ください！！
今回は搬送された当日のことについてのお話でした。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
同じ思いをしてる方がもし読んでくださっているのなら、痛いほど気持ちがわかります。
どうか自分を責めないでください。(私も責めてたんですけど…)
大丈夫。赤ちゃんは強い。すごい生命力を持ってます。我が子を信じましょう！
